不眠症の治療/鍼灸サロンNOTO

不眠症のツボと書かれたイメージ画像
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不眠症を患った過去

NOTOへは、不眠症を訴えてご来院される患者様は少なくありません。
私自身も学生時代にストレスを長期にわたり受け続けた結果、自律神経を乱し不眠症を患い苦しみました。
夜になっても眠くならず、やることもないのでただベットで目をつむって時間が過ぎるのをただひたすら待ち続けた毎日でした。

三大欲求の睡眠

ヒトの三大欲求である【睡眠】。これが、よくとれているかで自律神経のバランスや日常生活の質にも関係します。しかし、長時間のデスクワークによる筋肉や姿勢の緊張、人間関係によるストレス、主にこれらによって不眠症を患う人が多いのですが、不眠症と診断をされていなくても普段の睡眠の質がとても低い方は少なくありません。
 下記の日本生活習慣病予防協会が統計を採った調査では、日本人成人の21.7%が慢性的な不眠症であると結論付けられています。

不眠症によって引き起こされる症状

・自律神経失調症
・慢性疲労症候群
・ホルモンバランスの乱れ
・肩こり、頭痛、めまい
・体温の調節の乱れ
・汗を異常にかく
・成長ホルモンの分泌低下による肌のオーバーターンの乱れ
・日中の集中力の低下

など、あらゆる症状を引き起こします。そんな不眠症の治療で使うツボの一部を今回は、ご紹介します。

不眠症のツボ

首のツボの写真

上からいきましょう。先ずは首のツボ三兄弟の天柱、風池、完骨です。ここの筋肉のコリは深い所に位置します。そのため鍼による直接的な治療が効果的です。1.5センチ〜3センチを刺入します。
鍼独特のひびきと呼ばれる、筋肉がほぐれる時に感じる重たい感覚が感じられます。
自宅でケアをするときは、お風呂で後頭部を支えるように持ち親指で頭のキワキワを狙って押します。

背中のツボの写真

次は膏肓です。難しい漢字を書きますがとてもよく使うツボです。筋肉で言うと菱形筋にあたり、肩甲骨にくっついている大事な役割をする所です。
ここは、鍼の角度や深さを間違えると肺に当たるため技術と繊細さが必要となります。
NOTOでは、斜めや皮膚と平行に刺すことで、それを防ぎます。
また、背中にホットストーンを置く事で遠赤外線による相乗効果を得ます。
自宅では、肩甲骨を大きく回すやり方がオススメです。

腰のツボの写真

次は、膀胱兪です。膀胱の高さに位置するので膀胱兪ですが、泌尿器の治療にもよく使います。夜間の頻尿や尿漏れです。
私はこのツボを先にお伝えした首の天柱を緩めるために使います。離れていますが関連しているため、効果がより反映されます。自宅では、フェイスタオルを三つ折りにして、ベットの上ではなく床や絨毯の上などの硬い所で寝て、仙骨と呼ばれるお尻の真ん中下の1番出っ張った三角形の骨の上に置いて5分ほど寝てください。

足のツボの写真

次は、アキレス腱上の下承山。ここもまた、首の天柱そして、腰の膀胱兪を緩めるために使います。
首一つを緩めるために、他に離れた2箇所を使います。これはNOTOの治療の特徴です。これは一部ですが、全て運動学や経絡学などから考えや臨床の経験によって生み出しているオリジナルです。これをする理由は、筋肉やコリの緩み方が違うからです。

今回ご紹介したツボは、不眠症治療の一部になります。

これを見て頂いている当院へ来院される患者様や読書の方、また先生方に少しでもお役に立てたらと思います。

また、もしリクエストがございましたらコメントまたはメッセージを下さい。

自律神経専門の美容鍼灸サロンNOTO

大阪都島区片町2‐11‐19

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