自律神経を整える/自律神経を整える呼吸

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自律神経を整える呼吸方法

人の行動の9割は無意識

日常生活において、人の行動の9割が無意識と言われています。

考えてみるとそうですよね。

会話や仕草、表情、姿勢、呼吸といった一つ一つの行動を考えて動くことは、ほとんどありません。

スマホに映る自分を見ている

また、スマホで撮った動画に映る自分を見て

『これ本当に自分?』

と思ったことはありませんか。

人は、初めは意識的にやっていた事も、反復することで覚え、無意識にできるようになります。

その中でも『呼吸』は人が生きるために必要不可欠なものであり、意識して息を吸っている方はおられないと思います。

また呼吸は、生きるためだけではなく、心身のバランスを整えるためにとても重要な事です。

NOTOでは、『呼吸』を上手にできているかで、その方の状態を見ることを大事にしています。

この呼吸ができるかできないかでは、心身の状態は、180度変わると思って頂いていいです。

そこで本日は、心身を安定させる呼吸の第一歩、『吐く』呼吸についてお話させていただきます。

良い呼吸って?

率直にお伝えすると…

呼吸が吐けていない方は、呼吸が浅くなり

呼吸が吐けている人は呼吸は深くできます

ここで間違えて欲しくないのは、息を吸えていないことが、浅い呼吸なのでは無いという事です。

息を吸うためには、空気中の酸素を肺に取り込む必要があります。

500mlのペットボトルを持つ

一回の吸う息の量は500mlです。

皆様がよく飲むペットボトルの500ml飲料と同じ量にあたります。そして、吐くときもまた同じ量の500mlが出ていきます。

しかし、ストレスを日頃から受けている人は、この喚起(息を吸って吐く)が上手くできず呼吸が乱れてしまっています

そして、この時の呼吸は吐くことより『吸う』ことを優先的にしていることが多いのです。

またこの時、吸う量と吐く量は、同じ量のはずですが、ストレスによって息を十分に吐かないせいで入る息の容量も肺には、ありません。

よって吸う息の量は、通常の量に比べ、とても少なくなります

二酸化炭素の画像

また吸った酸素(息)の一部は、体内で二酸化炭素に置き換わります。この二酸化炭素は、吐くことで排出しなくてはいけませんが、ストレスが原因で吸ってばかりいると、身体の血中や脳内には二酸化炭素が充満した状態になってしまいます。

いわゆる酸欠の状態に陥ります。

酸欠(酸素欠乏症)って?

酸欠(酸素欠乏症)の症状は、次の通りです。

● 脈拍・呼吸数増加
●精神集中力低下
● 筋力低下
●頭痛
●耳鳴り
●悪心
●吐き気
●虚脱
●チアノーゼ
●幻覚
●意識喪失
●昏眠
●中核神経障害

上記の中には、重症度の高いものも含まれます。

普段の呼吸のレベルによる酸欠の症状は、

頭痛、耳鳴り、吐き気、集中力の低下(記憶が飛んだり、日中眠くなる)、脈拍数の上昇

などが当たります。

酸欠が原因で日常に実際に起きる事

仕事をしている様子

仕事中に眠くなる、

凡ミスが起きやすくなる、

仕事中や終わりがけに頭が痛む

急に耳鳴りや耳が聞こえにくくなる

吐き気(オエッとしてしまう)が朝から続く…

このような事が慢性的に起こっている方もおられるのではないでしょうか。

また、脳に酸素が慢性的に欠乏しているため、極度な不安が襲うこともあります。これは、脳が酸素が足りないせいで起こるんです。

このように身体に酸素が不足する状態に陥ると、心身の安定は見込めません。

そうならないためにも日頃から呼吸は、吸うのではなく吐く事を意識して、二酸化炭素を出し、新鮮な酸素を取りこむようにしてみて下さい。

明日から是非、意識してみて下さい。

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