美容鍼灸は痛い?効果はある?

美容鍼灸をしてる写真
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皆様は、美容鍼灸と聞くと何を思いますか。

『きれいになるの?』『痛い?』『本当に効くの?』

そんな疑問を今日は、鍼灸師歴10年で現在、大阪京橋で美容鍼灸サロンNOTOで院長を務めます私が、お答えします。

目次

美容鍼灸でキレイになれるの?

美容鍼灸をしてる写真

答えは、『はい』です。
美容鍼灸とは簡単に言うと、顔にプスプスと鍼を刺していく美容法です。今までのエステ業界では、皮膚の表面からのアプローチからしかできない施術が多かったのですが、その現状に革命を起こしたのが【美容鍼灸】でした。現在ではハイフなど美容鍼灸と似た効果のだせる施術も行われています。

顔は、表皮→真皮→皮下組織→筋肉 という順で構成されています。美容鍼灸では、真皮と呼ばれるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が含まれるところまでダイレクトにアプローチができます。また、その更に深い凝い表情の筋肉をも刺激することで、より効果が発揮されます。

皮膚を貫いて施術する鍼灸治療は、医者と鍼灸師以外では、認められていない特別な治療法です。

美容鍼灸は痛いの?

鍼灸治療が初めての方が特に不安に思うのが、痛みについてです。

答えは『ほとんど痛くない。』です。

当院での患者様の感想はほぼ全員がこの答えになります。実際に刺す鍼は、一番細いもので虫の蚊の口と髪の毛の間の細さです。ですので、さす場合の痛みは、ほとんど感じないか、チクっと感じるほどです。また場所によっては0.01ミリ~0.02ミリ太いものや、数センチ長いものを使いますが感じ方はほとんど変わりません。

また、男女によっても痛みの感じ方が違い、比較的女性の方が痛みを感じにくい方が多いようです。

美容鍼は、内出血や出血はするの?

美容鍼をして内出血と出血をしている画像

鍼をするリスクのNo. 1が『内出血』です。

出血として出てきてしまえば、内出血にはなりませんが、血が出てこない場合があります。それが内出血です。

また、内出血は、出やすい方と出にくい方がいます。また、血液の循環や血圧を安定させるお薬を服用されている方も出やすいです。

内出血の出る原因は、凝り固まった筋肉や皮膚にあります。毛細血管と呼ばれる細い網目状の血管が身体には張り巡らされています。

その血管に筋肉や皮膚の緊張が強う場合、血液が溜まっている場合があります。

その血管を鍼が突き破る事で、内出血が起きるため、美容鍼を長い間ご経験されている方は、一度はあります。

しかし、内出血の頻度はとても低く、ある統計によれば約80本〜100本に一度と言われています。

また、内出血が起きたとしても一生残るものではなく、必ず治りますのでご安心下さい。また、ファンデーションで隠れるぐらいの小さく薄いものが殆どです。

当院では、内出血を早く引かせるためのケアを患者様に必ずお伝えしております。

美容鍼灸の頻度やペースは?

答えは、『初めは一週間から二週間に一回のペース、その後は最初のペースより”あえて長く”空ける』です。
当院へ来られる方のほとんどは、今までご自分のお顔や身体をケアしてこなかった方です。
数年単位で放っておいたものを、一度できれいに整うのかと言われると、答えは『NO』です。

当院では、初めの2回〜3回は、1週間、長くても2週間詰めてきて欲しいとお伝えしています。
理由は、最初にペースを詰める事で元の状態に戻る事を防ぐためです。

一度治療をした後、1ヶ月も何もしないと必ず元に戻ってしまいます。
ですので、最初の数回は必ず詰めて、良い状態を顔に思い出させる事からがスタートです。

そして、その後、敢えて来院ペースを最初よりも長く空けます。そうする事で、数回詰めた刺激を身体に馴染ませ、効果を持続させます。動かなかった歯車(最初の状態)が動き出し(鍼をして変化が起きる)、早すぎず遅すぎず(治療回数が少なすぎず、逆に多すぎない)を保つ事で、肌の状態が安定できるんです。

ここで大事なのは、治療回数を短期間でたくさんしても効果は無く、むしろ負担になってしまうということです。よりよいペースは人それぞれですが、当院では、上記のペースを皆様にはご提案しております。

美容鍼灸院の選び方

美容鍼と自律神経の治療をしている写真

美容鍼灸のサロン、治療院といっても数多くあり、どこへ行けばいいのか迷ってしまう方がおられます。

自分に合った美容鍼の院を選ぶポイントは次の通り

  • エステ風?治療風?
  • 個人開業なのか、大手会社なのか
  • 院の特色

エステ風?治療風?

美容鍼にはエステサロンのように美容液や美容パック、美容機械を駆使する院と、パックや美容液を使わず鍼やお灸のみで治療をする院があります。

エステ風院では、パックや美容液を治療と並行して使用してくれるため、相乗効果があります。

お化粧は落とす必要があるため、化粧を落としてから来院します。院によっては、化粧落としのスペースやスタッフが化粧落としをしてくれる所もあります。※事前にホームページで確認して下さい。

また、院がオススメする美容の物販をオススメするところが多いのが特徴です。

メリットは、パックや化粧液を使うため、終わった直後の効果がハッキリと分かる事です。

デメリットは、先程お伝えした化粧を落とす手間がある事、そして院にもよりますが物販をオススメされる事です。

一方の治療風の院では、お化粧を落とさずに来院ができます。また、治療は、筋肉やツボに沿った治療が多く技術力を謳っている院が多いです。

メリットは、お化粧を落とさずに気軽に来院出来ること。腕に自信がある先生が多いので、技術力があり直後効果だけではなく、翌日以降も効果がある事です。

デメリットは、直後効果は、エステ風には劣ること。また技術に自信のある先生は、比較的頑固な先生が多い事です。※個人的に感じることです。

個人開業なのか、大手なのか

ここでは、院長一人が施術する院を『個人』。院長だけでなくスタッフが多数在籍する院を『大手』と呼びます。
個人では、院長自らが施術をしてくれます。ほとんどの個人の院の院長は、他の治療院で経験を積んでいるため、経験や技術力があります。※たまにほとんど経験のない方もいます。HPのプロフィールを見ましょう。

メリットは、担当が変わらないため、技術のバラつきや経過の伝え忘れが無いため、安心して通うことができます。また、技術力が比較的高い方が多いです。また、プライベート空間のため通っていることが知られたくない方や、静かに治療を受けたい方にはお勧めです。

デメリットは、先生と合わなければ、通えなくなること。一人でされている先生もいるため、初めて来院するときは不安と緊張が大きいことです。

一方の大手では、色々な色を持つ先生が在籍しているため、自分に合った先生に合うとラッキーですし、たとえ自分に合わなくても他の担当の先生で合うことがある事です。また、会社の教育と治療マニュアルがあるため、ある一定の技術力は保たれています。

メリットは、先に述べたようにいろいろな先生が在籍している事。複数人がいるため、個人の院より女性は安心。担当も合わなければ変更可能という事です。

デメリットは、ベテランもいれば新人もいるため技術力はマニュアルの一定以上に関してはかなりバラつきがあることです。また、担当も院の都合で変わることがあります。また、敷居でプライベート空間を演出してはいるが、話声や足音など落ちるつかないことが多いです。

院の特色

院にはそれぞれ特色があります。最新エステ機械を入れている、ニキビ治療に特化している、骨格強制ができる、ジムを併設などの謳い文句はHPのトップに必ず載せています。必ずチェックして自分の目的に合うところかを確認してから来院しましょう。

当院について

美容鍼をしている様子の写真
美容鍼をしている様子の写真

ここまで偉そうに美容鍼とは?どんなメリットデメリットが?と偉そうに綴ってきた私が開いている美容鍼灸サロンNOTOについてを簡単にご紹介します。

当院は、自律神経専門の美容鍼サロンを強く謳っています。自律神経専門院を謳う理由は、自律神経が内臓からホルモンバランス、精神状態(感情)をコントロールする神経で、全て顔の老化現象に関係しているからです

また、自律神経はストレスで乱れることが多いです。このストレスをいかにコントロールしていくかが、お顔や身体の老化現象の進行を左右します

例えば、ストレスを強く感じると、食事に走る方が多いと思います。暴飲暴食をすることで脳が快感を感じます。するとイライラやクヨクヨといったマイナスの感情を消してくれます。しかしそれによってダメージを受けるのが内臓(胃腸)です。胃腸の疲れは、顔の吹き出物やニキビとして現れます。また内臓が疲れると、内臓―体性反射と呼ばれる、生理現象によって筋肉(肩や背中、腰、表情筋に至るまで)が緊張します。

またストレスは、睡眠障害を起こすきっかけを起こします。寝付きにくい、夜中に目が覚める、朝疲れがとれていないといった症状は、ホルモンバランスを乱し、肌のターンオーバーも乱してします。

また、ストレスを感じると奥歯を噛みます。それが喰いしばりです。奥歯で噛むことで顎の筋肉が発達しエラが張る原因にもなります。また、片頭痛の原因になります。

このように自律神経を乱すとお身体だけではなくお顔にも悪い影響を起こします。

NOTOでは、お顔だけではなく身体のツボを使うことで身体や内臓の筋肉の疲れを癒し、心理カウンセリングを通してストレスを緩和させることで心身の安定を図るとともにお顔の状態も整えていく治療をしております。

ご拝読いただきまして、ありがとうございました。


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