脳のオーバーヒート/自律神経を整えるケア

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脳は使えば熱を持つ

脳は、コンピュータと同じと考えて下さい。コンピュータには、熱を逃すためのファンが必ずついています。情報を処理する事で熱が産生されます。脳もまた同じく、頭の中で情報の処理や内臓、ホルモンバランス、運動、感覚などのあらゆる神経をコントロールするために熱を生みます。しかし、もしその熱が逃げない場合、どうなるでしょう。
熱中症は極端な例ですが、これからの季節は注意が必要です。熱中症に限らず、脳に熱が長期にわたり蓄積され続ける事で、身体にあらゆる不定愁訴(病院の検査では異常が見つからない)を引き起こします。

自律神経の乱れた方の頭の特徴

 眼精疲労、睡眠障害、耳鳴り、頭痛、めまい、倦怠感、神経痛、躁鬱等…当院に来られる患者さんもまた、自律神経の乱れから頭に熱が籠り症状に悩まされる方が少なくありません。そのような方の頭は、ブヨブヨとしていて締まりが無く、鍼を刺すと出血を伴う事が多いです。

熱を持った頭へのセルフケア

 NOTOではそういった方へ、アイス枕による頭のクールダウンをお勧めしています。特に寝る前は、仕事から自宅に帰ったにも関わらず仕事脳がOFFになっていなかったり、考え事や不安を想う事で脳には熱が溜まりやすくなります。

【方法】
氷枕で後頭部を10分〜15分冷やしてから眠るだけです。目が疲れている方は、その後に目に置いても良いです。
【注意】
そのまま寝ると冷える可能性があります。
冷やす と 冷える は、別ですのでご注意下さい。

仕事や人間関係等で精神を擦り減らす方の殆どが後頭部に何らかの反応があります。鍼を刺す事で殆どが取り除けますが、自宅ではこの方法が良いです。また後頭部のすぐ下には眼球を動かすための筋肉があり、眼精疲労にも効果があります。

この状態は、当院がよくお伝えしている『頭寒足熱』とも通じるところがあります。

是非、お試しください。

※冷えに過敏な方はやらないで下さい。

▼自律神経専門の鍼灸サロンNOTO
▼大阪 都島区 京橋駅 徒歩1分

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