精神的な疲労が減ると身体の疲労が感じやすくなる?

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精神的疲労は、身体の疲労を隠してしまう?

 NOTOへ来られる患者さんの特徴で、治療をすればするほど身体に症状が現れるという事があります。「鍼灸を受けたから、悪くなったの?」と不安になる方も少なくありません。しかし、これは、身体を良くしようとする反応なのです。

身体に自覚症状がないパニック障害をもつ患者

 A様は、パニック障害でNOTOを受診されました。付き添いの人がいなければ外出もできず当初は、パートナーの方の二人でご来院されてました。そしてそんな彼もまた身体の自覚症状は無いとおっしゃっていました。しかし、問診後に身体を触るとその方の身体は、頭から足先まで筋肉や皮膚の緊張とコリだらけでした。しかし本人は、『身体の痛みが無いんですが、鬱とパニック障害で困っているんです。』と身体の症状は自覚がない様子でした。
 しかし、治療を継続していくうちにその患者さんは、頭痛、肩こり、腹痛を訴えるようになりました。患者さん本人は、今まで感じたことのない症状に不安を感じ病院へ精密検査へも行きましたが異常はありませんでした。しかし、それと同時にある反応がありました。それは、精神的な不安定さが改善されていることでした。
 Aさんは、身体の症状も治療とセルフケアによって改善され、パニック障害は改善され今では、一人で好きなところへ出かけるのを楽しんでいます。

自律神経が整うには順序がある

 NOTOへ、自律神経の悩みで受診される患者さんの約半数がこの順番で症状が改善します。
 自覚症状が少ない→治療を継続すると自覚症状が増える→肉体的症状が増える一方で精神的安定さが見られる→肉体的症状が緩和される
 このような順序が、症状が改善されるためには必要で、NOTOでは予め患者さんにこの話を必ずします。それでも今まで、治療後に症状が現れるのが不安で再びご来院することが叶わなかった方もおられます。今でもその方がどうしているのか、気になることがあります。継続は力です。継続をされている方必ず症状が改善しています。症状が出て不安になることはあるでしょうが、その先には必ず良いことが待っています。

自律神経専門の鍼灸サロンNOTO
大阪都島区京橋駅徒歩一分


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