NOTOのスタッフ自己紹介

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スタッフの自己紹介

美容鍼灸サロンNOTOの院長の写真

 院長:道下雄一 (Michishita Yuichi)

【経歴】
・関西大学  心理学科 
・関西医療学園専門学校  東洋・柔整学科 
・中村鍼灸整骨院 院長
・出張専門治療院 開院
・鍼灸サロンNOTO 開院

 

 

 今までNOTOへ来られた患者さんの多くは、他院を転々とされ数ヶ月から数年と長い期間治療をしたにも関わらず改善しなかった方です。しかし、その殆どの方が早くて数日、遅くても1ヶ月で改善が見られ『もっと早く来ていれば良かった。』とおっしゃっています。
 NOTOが患者さんへ掲げる目標は、『自分の身体は、自分で管理できるようになる』です。患者さんには、治療に依存せず自分で乗り越える力と知識を身につけて頂いております。
 「いつまでこの症状に悩むんだろう…。」そんな不安をNOTOで解消しませんか。

NOTOの原点

 NOTO(ノート)は、私の父が院長を務める道下鍼灸マッサージ院の二代目として、その経験やノウハウを受け継いでおります。父は、1人でも多くの方に鍼灸治療の良さを広めようと石川県の能登半島の街で6坪の小さな治療院からスタートしました。そして現在では、開業をして約40年が経ちました。地域の方を始め、噂を聞きつけ遠くは関西又は関東からわざわざ足を運んでいただける鍼灸院となりました。
 そんな父の背中を幼い頃から見てきた私は、患者様と父との会話が聞こえる隣の部屋で育ってきました。当時は、朝の5時から患者さんが外で並んでいたそうです。そして、遅い日は夜の21時過ぎ頃まで患者さんの悩みと40年間、父は向き合ってきました。治療室へ行くと患者さんから『どこの病院や治療に行ってもダメだったのを先生が治してくれてんよ!』と何度も幼かった私に話をしてくれていました。そんな父の姿を見てきた私は、当時から鍼灸治療にとても興味を持っていたのだと思います。

不眠症で悩んだ日々…

 そんな私も高校時代に不眠症を患い悩んだ時期がありました。目を閉じても何時間も眠れない日が続いていました。毎日頭が割れるような頭痛、同じことをぐるぐる繰り返し考える日々…当時の私は、それが当たり前と思って生活を送っていました。
 しかし、そんな自分を救ってくれたのが父の鍼灸治療でした。鍼を受けている時間は、不眠症を忘れてしまう程気持ちよく眠れたのを覚えています。父の治療のお陰で不眠症を改善した私は、人の心について興味を持つようになりました。そして当時、心理学の研究が進んでいた関西大学の心理学科へと進学しました。

鍼灸の道へ…

 大学三回生の時、周りの友人たちが就職活動をする中で私は、患者さんから喜ばれる父の姿に憧れていたことを思い出し、就職活動はせず四回生からは鍼灸の専門学校へダブルスクールをすることを決心しました。専門学校では、西洋医学や東洋医学を専門的に学び、臨床研修では人の身体に鍼を打つ経験をしました。そして、そんなある日出会った患者さんとの経験が、私の運命を変えました。

ある患者さんとの出会い

  臨床研修のため治療に入っていた私は、三年生から一人で患者さんを治療する段階にいました。そんなある日、50代の女性の方が首が回らなくなったと訴え来院されました。話を聞くと、首は信頼する先生以外の人には触られたくないという事でした。その信頼する先生はその日は不在でした。治療もままならない当時の私にとってそれがどんなに難しい治療になるのか、治療に入る前から不安とプレッシャーで押しつぶされそうになったのを覚えています。治療が始まり、首以外の箇所に鍼を刺していきました。治療が終盤になっても尚、首を痛そうにしていました。しかし、私がふと日常の何気ない会話から、その患者さんとの談話が始まりました。すると、患者さんは自分の事を時間を忘れるかのように色々と話をしてくれました。そして実はこの首の痛みは、主人と今朝大喧嘩をした時から痛みだしたことが分かりました。会話も終わりてベッドから起きて痛みを確かめると、なんと痛みが取れていました。当時の私にはこれがどうしてなのか、まだ分かっていませんでした。

大阪の父(師)との出会い

専門学校を通いながら、働く場所を探していた私がある日たまたま治療で尋ねたのが私が大阪の父とと仰ぐ自律神経を得意としていた中村律喜先生でした。先生は、患者様を症状として見るのではなく、一人の人として見ている方でした。当時学生だった私の話をよく聞いてくれ、共感し、尊重してくれる姿勢に私は、この先生の下で働きたいと思いました。
 患者さんがどのような思いで悩んでいるのか。どのような仕事や生活、人生をたどってきたのか。どんな性格や雰囲気、話し方や表情なのかなど、患者様ひとりひとりを丁寧に事細かに感じことが大事であると先生からは、ご指導頂きました。そして先生の下に来る患者さんは皆、先生なら何とかしてくれると、病院へ受診しないといけないような症状でさえ一度来院して中村先生の話を聞いてから行くほどでした。
 そんな姿を見ているうちに学生時代に経験した患者さんの首の痛みが取れた理由が分かるようになりました。それは、治療はできなくても何とか患者さんの今の気持ちを癒して心地よく帰ってもらいたいと一心にして患者さんの話に耳を傾けたことで自律神経が落ち着き痛みが緩和したのだと。
 『自分に厳しく、人に優しく人に寄り添う謙虚な気持ち』
これが先生の大事としていた言葉です。父の背中で感じた思い、大阪の師の下で学んだ姿勢、そして自分自身が学び経験した事を合わせて今のNOTOの治療があります。

くつろげるプライベート空間で治療を…

 NOTOへ来られる患者さんは、『家みたい』とおっしゃてくれます。それは、私自身が医療機関独特の冷たくて堅い雰囲気が苦手なため、少しでも心地よく暖かい空間で治療を受けてもらいたいと思っているからです。植物、水槽、ドライフラワー、小物等、癒される空間づくりに余念を欠かせません。
 また、お一人ずつ治療をする理由は、一人に対して全ての気を注ぎたいからです。数人の患者さんを相手に先生お一人が治療をすることが多い鍼灸院ですが、複数に気を配りながら治療をすることは、患者さんにとってもまた、治療をする私自身にとっても負担が大きいです。今目の前にいる患者さんの悩みや話を一つでも聞き落とさないように丁寧な治療をしたいという思いから完全個室のプライベート空間で治療をさせて頂いております。

父や師、そして私の思いの詰まった治療が一人でも多くの方にとって喜んでもらえるよう日々精進しております。NOTOを選んで良かった。何かあればNOTOへ相談しよう。最近、楽しくなってきたな。そう感じていただける治療と空間をご用意して皆様をお待ちしております。

鍼灸サロンNTOのスタッフの写真

非常勤スタッフ:道下真央(Michishita Mao)

出身: 大阪府

趣味:ドライフラワー,劇団四季・宝塚歌劇団の鑑賞


  時々サロンを手伝っています。
  趣味は料理です。栄養士資格を持っています。
最近、ドライフラワーでスワッグなどを作ることも興味があります。
  ご来院くださった皆様に快適な時間を過ごしていただけるよう努めていきます。

お会いした際はどうぞ宜しくお願いします。

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