自宅から出れないパニック障害と会食恐怖症を持つ看護師/改善記録



過労による自律神経が乱れる日々
看護師として病院へ勤務されていた方です。
責任感が強く、周りが頑張っているから自分も休むわけにはいかないと思い、仕事に励んできました。
しかし、周りの仲間たちは一人ずつ休職や退職をしていったそうです。
勤務をして5年目には、もともと持っていたパニック障害が強く現れ、病院では機能性ディスペプシアと診断もされいます。
休職後の食生活
気力で乗り切っていたのものの、ついに休職に追い込まれるほどの症状が現れてしまいます。
休職後は自宅から一歩も出ることができず、食事はお粥を少し食べるだけで、寝たきりの日々が続きます。
体重もみるみる落ちて、体力もなくなりました。
しかし、少しずつ食事の量を増やし外の散歩は行けるようになりましたが、思うように改善しないため当院へ来院されました。

来院時は目に力が無く、身体を起こすのもやっとのようでした。
食事が怖い・・・
来院時は、食事をすることが不安で自宅で家族と食事をすることがやっという状態でした。
家族との食事の時でも、発作が現れることが日常でした。
食事の摂取量も増えることはありませんでした。
本人は、家族に迷惑をかけていると強く思い、自分を責める様子も見られました。



周りで支えてくれる人へ気を遣うのもまた、この時期は辛いんですよね。
初診後の様子
初診後の11日後が2回目の受診でした。
この時は、まだ変化が見られませんでしたが、自分が素直な気持ちを人に話せないという悩みや、ピザやハンバーグが大好きで元気になったら食べたいと話をしてくれました。
また、大好きな海へもまた行きたいと目標を立てました。
そして3回目は、その4週間後でした。
少しずつですが、お腹の調子とパニック障害が良くなる日が出てきたと喜んでいました。
また、この来院をする前に、家族が旅行に連れ出してくれて、行けたことで大きな自信となったようでした。



『自信』は何よりも効くお薬だと、当院では患者さんへ話をよくします。
パニック発作がまた出たが…
その後も一か月ごとに来院して頂きました。
そして来院から約4か月後に落ち着いていたパニック発作が自宅で出てしまいますが、落ち着いて対処ができた、と話をしてくれました。
またその月に、好きなアイドルグループのファンミーティングへ行けたと喜んでいました。
自宅での食事に変化が現れる
そして、初診から約5か月で家族との食事の不安が解消されました。
その次の月には友人と約1年ぶりに外食へ行けたそうです。
しかし、食事の量は自宅で食べている量には程遠く、食べたいものも我慢していました。
仕事を辞める決断
初診時から今まで、病院へ戻って続けるのか、それとも辞めるのかを悩んでいましたが、体調が戻り、冷静な視点で考えることができるようになったおかげで、病院を辞める決断ができました。
この時から症状は、より一層回復へ向かいます。



大事な決断は体調が整ってから行うのが、とても重要です。
やりたかった事がついに…
2回目の来院時に話をしてくれた目標も達成できました。
それは、ビザとハンバーグを食べ、海に行きたいという目標です。
また、体重も発症する前の体重に回復しました。
初診日から約8か月のことです。
その次の月には、食事の不安もすっかりなくなり、好きなところへ遊びに行き、会いたい友人と食事をできるようになりました。
本人の希望で、この時をもって一旦、治療は卒業となりました。
最後に
自律神経の症状の多くが、身体だけに問題はありません。
話をして自分では気づいていない事や気づいていても無視していたことと向き合う事が症状の改善につながる事があります。
この方では、自分の好きなことや素直な気持ちを押し込んで、仕事に励んでいたことが症状の悪化を招きました。
忙しいときほど、休んで自分の時間をとる努力が必要と学んだようです。



この方には私からも、どんどん今を楽しんで遊んで自分の素直な気持ちをや欲求を満たしてあげてくださいと話をしていました。
自律神経専門の鍼灸サロンNOTO
大阪都島区京橋駅徒歩1分









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