【素直な気持ち】を表に出すと自律神経が落ち着く

目次
症状が重症化しやすい方の特徴
当院へ来られる患者さんの多くが、普段から自身の素直な気持ちを押し殺して生活されている方です。
『人に話すと悪いと思って言えない』『そもそも、相談できる内容ではない』『引っ越しをしたばかりで話せる相手がいない』『家族に理解されない』等さまざまな理由で本心を隠しています。しかし、このような方に限って、自律神経の症状が重症化しやすい、症状がなかなか改善しない又は安定しないという例がとても多いのです。
素直を吐き出す場を作る
当院では、そのような方に話す機会を作れるよう努めています。当院でお話をして頂くのもいいのですが、当院以外でも話せる環境を作って頂いています。摂食障害で通っていらっしゃる患者さんは、同じ悩みを抱える人が集まって話をしあうグループセッションを見つけ参加し始めてから体調が安定しやすくなりました。また、会社での人間関係からめまいを引き起こした患者さんは、ノートに自身の頭の中の感情を吐き出すことで良く眠れるようになり眩暈もかなり改善しました。ご主人との関係で悩んでいる方は、症状がいつもしんどいという事を当院で吐き出すことで、治療後はスッキリして帰られます。
最後に
素直な気持ちは、普段から出しているようで出していない方がとても多いです。そして、素直に思う事を口にできることは普段の口から出る言葉の3割もありません。何かしら、他人への気遣いや社会的制約、成長の過程で学んだ教訓や躾で抑制されながら言葉を出しますし、行動をしています。素直な気持ちを出す機会を少しでも多く作る事を意識すると、現在悩んでいる自律神経の症状は落ち着くかもしれません。
自律神経専門の鍼灸サロンNOTO
大阪都島区京橋駅徒歩一分
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