頭痛を治すためのセルケア/自律神経を整える
頭痛の原因は、頭周辺の緊張によるものから、精神的な緊張まであらゆる事が考えられます。
今日は、精神的な緊張による頭痛のセルフケアをお伝えさせて頂きます。
頭痛の主な原因は、頭部の血管の収縮や、拡張による急激な変化に起こることが多いです。
また、血管の運動をコントロールするのが自律神経です。
これは、🔴交感神経、🟢副交感神経によって支配されます。
また、自律神経は、脳の視床下部からの🟠ホルモン分泌で働きます。
このホルモンは、自律神経の働きをON😳にしたり、OFF🤤にする事で身体全体の機能バランスを保ちます。
例えば、ホルモンバランス、汗、血圧、呼吸、気管、全ての内臓機能…心臓が動けるのも自律神経のおかげです。
しかし、精神的な疲労や緊張が起こると、このホルモンの分泌のコントロールが乱れやすくなるため、血管のコントロールまでも乱れてしまいます。
結果的に頭痛が引き起こります。
また、東洋医学では、精神的な疲労や緊張によって熱が頭部(身体の上部)へ登ります。
そのため、気血(エネルギー)が頭に集中し過ぎて頭痛が起こると考えます。
ですので、
西洋医学的には、血管の血流をバランス良くコントロールできるように
そして、東洋医学的には、気血が頭に集中しないようにして熱を上昇させないようにするのが大事です。
セルフケアは、次の三つです。
●手足をぶらぶらする。
●走るのでは無く、歩く。
●呼吸を深くする。
一つずつ説明します。
◇先ず手足をぶらぶらさせる事で、血流が手足に行き届きやすくなります。精神的に緊張している方は、頭で考え過ぎているため、手足の血流量が減り、冷たくなる傾向にあります。同時に精神性発汗といって、運動で出る汗とは違い精神的な緊張による発汗が起こります。
そして、東洋医学では、上(頭部)に熱が上るほど下(手足)は、冷たくなると考えられています。
ですので、手足を短くても5分間ぶらぶらさせ手足の血流を促し、頭の熱を散らしましょう。
◇二つ目は、走るのではなく歩くです。
運動するというと、歩くより走る事をイメージすると思いますが、有酸素の効率や怪我といったリスクを考えてもウォーキングを強くおすすめします。
また、歩く方が第二の心臓であるふくらはぎが刺激されます。
ふくらはぎの強力な筋肉ポンプで頭部に集まった血流を押し出すように循環させる事が大事です。
ウォーキング時間の目安は20分〜30分
疲れる前に辞めることがポイントです。
ウォーキングの時間が短い理由は、足が疲れて、ふくらはぎの筋肉が硬くなってしまうと、翌日以降の筋肉ポンプの作用が弱くなってしまうからです。
◇最後は、呼吸を深くするです。
耳にタコができる程、今までお伝えしてきましたが、呼吸は、吸うのでは無く、
吐く呼吸
で二酸化炭素を出して下さい。
これによって身体や脳は、酸欠状態から解放され身体や脳は、リラックスできます。
これにより、自律神経をコントロールするホルモンの分泌も安定します。
今日から是非、お試しください。
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