起立性調節障害と診断された高校1年生のモヤモヤ

先日、起立性調節障害と病院で診断を受けた高校生が来られました。
部活での顧問が厳しく、理不尽なことを言われそれについてモヤモヤしていました。
部活での顧問の先生や、クラスの担任の先生と合わずそれが原因の一つになっている学生も多いようです。
私は子供の頃は、大人は何でも知っているし、大人が言う事は正しいと思い込んでいました。
しかし、大人になってみたらどうでしょう。
理不尽で常識もなければ、人の気持ちも考えれない大人はたくさんいます。
大人になって初めて子供の頃のあの大人やこの大人が変だったんだと分かります。
しかし、学生時代はそのようなことは思いもしません。
真面目で優しい学生は、その大人の言うことが正しくて、自分は間違っているんだと思うでしょう。
その通り型に、はまろうともします。
また、その学生は、周りよりも良くできて期待もされていたようです。
周りの期待に応えようと思うが気持ちや身体がついてこない、または無理を継続してそれが結果的には、
自律神経を乱し、起立性調節障害や過敏性腸症候群、不眠症などを引き起こします。
しかし、だからといって周りは症状を引き起こさないために期待をしない方がいいのか…
と聞かれると、それはそうとも限らないんです。
要するにその子にもよるし、その時の状況やタイミングにもよります。
正にその子によるんです。
周りが期待をしたことだけがこの症状を引き起こしてはいません。
あらゆる事象のタイミングが重なる事で引き起こされます。
正直、学生の起立性調節障害を始めあらゆる自律神経の症状の原因やきっかけを探る事は本当に
骨の折れる作業です。
とういうのも、学生時代はほとんどが無意識に行動や発言して環境や自分自身を作り上げています。
なので、それを一つ一つ治療の中での会話で探っていくんですが、とても難しいです。
そこで、学生の場合は同伴するご家族とも治療の合間に別室でカウンセリングを行っています。
また、来院ができない方はLINEや電話等で家庭の様子や生い立ちなどをお聞きしています。
それでも、原因が分からない事はあるんですが 笑汗
正直、身体だけを治せば治ってくれる症状なら本当に簡単です。
身体のツボや筋肉、関節、神経などの悪いところを探してそこを治療すればいいだけなのですから。
しかし、大人も同様に自律神経の症状は身体だけに原因はありません。
この点が難しくもあるんですが、私にとってはとてもやりがいを感じている所です。
本音を素直に話してくれない学生さんもいます。
しかし、そんな学生さんも少しずつ話をして、症状も変化がみられることで、症状には関係のない趣味や夢についても
楽しそうに話してくれるんです。
私にとっては、その時間がとても楽しく感じます。
起立性調節障害に悩む学生の多くが、
真面目で、優しくて、相手の気持ちを汲み取ろうとしている人です。
一生懸命に真面目で何事も頑張っている学生を、私は全力で応援したいです。
そして、いつか大人になった時に、そういえばあんな人(私です)もいたなー
あの人あの時にあんなこと言ってくれてたなー
と思ってくれたらそれだけで私の仕事はコンプリートです。
私にも4人の子供がいます。
学生やそのご家族と話をするたび、私自身の言動や家族への接し方を考えさせられることも多々あります。
治療を行っているのは私なのですが、私自身もまたご家族や学生さんの話の中で学べることが多いです。
自分だったらどうしただろう、自分の子供だったらどう接して治療をして…
と、日々考えながら治療を行っています。
早く学校へ行かないと、もっと頑張って治さないとと焦る気持ちはわかるります。
しかし、この症状は焦っても、治療を詰めて何度も行ってもすぐには変わらない症状です。
治療とカウンセリングを通して、同時に周りの環境や人、そして学生自身の身体や心が変化することで少しずつ良い方へ
進んでいきます。
まずは、相談だけでも構いません。
少しの勇気と少しのやる気だけを持って、ぜひ当院又はお近くの治療院へ足を運んでみてください。
自律神経専門の鍼灸サロンNOTO
大阪都島区京橋駅徒歩一分

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