デジタルデトックスで自律神経を整えてみよう

スマホやSNS等の発達で欲しい情報を入手するのが簡単になりました。気づけば数時間スマホのに一日の時間を割いている方も多いと思います。脳は筋肉と同様、使えば疲労をします。情報をたくさん得た分だけそれを処理するためにエネルギーを使います。特に自律神経の症状に悩む方の多くが不安や心配を解消するために欲しい情報を調べることに心血を注ぎがちです。しかし、ネットにあふれる情報は注目をしてほしいがために不安や恐怖を煽る表現が多いため、自律神経を乱しやすい方の多くがこの文言に気持ちを振り回されてしまっています。〇〇の可能性があります。〇〇すれば一発で治ります。何事にも言えるのですが、会って話をしていない相手を最初から信じてはいけません。人は会って話をして初めて相手の印象を形成します。雰囲気、声、身なり、動作、話の内容などあらゆる情報を瞬時に処理して相手が信じれる人かを判断できます。もちろん、一度会っただけでは分かりません。話をしたり治療を受けることで相手を知れます。ここでお伝えしたい事は、先ずは調べるより行動に移してみるという事です。調べてばかりで疲れてしまい次の行動につながりません。よく頭でっかちという言葉があるように頭しか使わず身体を使わない状態は自律神経を乱しやすい方にとっては良くない状態といえます。
またSNSの発達により好きな情報や興味のある情報がセミオートで流れてくるようになりました。SNSの情報で感情が振り回されている状態です。また、友人やその他の承認欲求を満たす投稿を見ると比較をして嫉妬心や自己嫌悪が生まれやすくなります。そもそも、スマホは夜によく見てしまいがちです。それは、夜が静かで集中をしやすく、またネガティブな感情が起きやすい時間のため、ストレスケアとして見てしまっているからです。感情をくすぐる情報は脳へ刺激を与え快楽物質のセラトニンやドーパミンを分泌させます。この刺激が欲しいがためにスクロールし続けているのも夜にスマホを見てしまう原因として挙げられます。対処法としては、タイマーを設定しそのタイマーが来れば一旦やめてみてください。そうすることで一度冷静になれます。
いずれにしろ、スマホで情報を収集する機会は減らしていかなければいけません。これは意識をしないとできないため、今日からでも少しずつ減らすかやめて休憩する日を作ってみてください。

自律神経専門の鍼灸サロンNOTO
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