自律神経が乱れやすい速筋タイプ(過集中タイプ)の対処法
短時間の集中はできるけど長く続かない。
仕事で昼までには疲れ果ててしまう。
毎日怠くて疲れがとれない
こんなご経験は、ないでしょうか。
疲れやすい方の原因の一つに、元々生まれもった筋肉が原因の場合があります。
ヒトの体には、速筋(白筋)と遅筋(赤筋)があります。
▼速筋とは、瞬発力があるが持久力のない筋肉です。
▼遅筋とは、持久力があるが瞬発力のない筋肉です。
主にこの2つの筋肉が、合わさって身体の筋肉を構成しています。
実は、この速筋と遅筋の割合は、ヒトによって違うんです。
速筋が多い方は、力が強く、瞬発力に長けています。しかし、その一方で筋肉が硬く疲れやすく、ケガが多いんです。
遅筋が多い方は、速筋に比べて力が強くありません。しかし、持久力があるため疲れにくく柔軟性も高いためケガも少ないんです。
NOTOへ来られる患者様で最初に述べた症状をお持ちの方は、この速筋を多く持っている方かどつかを最初の触診や問診を通して判断しています。
速筋の量が多いのか、遅筋の量が多いのかを見る事で、疲れやすい、凝りやすい、力が出ない、息がしずらい、眠りにくい、などの症状が考えられるからです。
あなたの筋肉は、どっちのタイプ?
【 速筋が多いタイプ 】
○力が比較的強い
○長距離走より短距離走が得意
○集中力は、短いがその方がパフォーマンスが高い
○柔軟性は、無い方
○疲れやすい
○スポーツをしている時、ケガをよくした
○気が付くと力が入っている
【 遅筋が多いタイプ 】
○力は、比較的弱い
○短距離より長距離が得意
○集中力は、長く続く方
○柔軟性が人よりある
○疲れは、感じにくい方
○スポーツをしている時、ケガはあまりしなかった
これが全てではありません。
しかし、自分のタイプがどっちなのかを知っておくと、今後どう補っていけば良いかが分かってきます。
また、速筋タイプには短期集中タイプが多く。長時間の作業は難しく、たとえできたとしても疲れがどっときます。
陸上選手で例えると、
短期集中タイプは、短距離選手です。
短い距離を集中し、無呼吸で走り抜けます。パフォーマンスは、高い分疲れや怪我を負う確率が高いです。
ですので、NOTOでは短期集中し過ぎて症状が出る場合は短距離選手ではなく、中距離選手を目指して下さいとお伝えしています。
⚫︎吐く呼吸
ストレスを負うと呼吸は数が増え頻呼吸になります。しっかり吐いて、吸いすぎないように努めて血圧や脈拍を整えます。
⚫︎適度な休憩
タイマーを設定して、そのタイマーがくれば疲れていなくても休憩を入れます。
⚫︎室内にこもらない
デスクワークの方や自宅で家事や作業をされている方は、一旦仕事部屋や家事を行う部屋から出て、別室や外の空気を吸いに移動すると良いです。
この辺りを気を付ける事で症状は、緩和されます。
自律神経専門の鍼灸サロンNOTO
大阪 都島区 京橋駅 徒歩1分
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