自律神経を整える/お薬の飲み方
効いているのか分からないお薬の飲み方をしていませんか?
NOTOに来られる患者様の中には、お薬やサプリの依存から脱却したいと思って来られる方も多いです。
今月は既に3人の方がお薬をご卒業または、減薬しております。
10年以上服用していた睡眠薬を止めることができた方と頭痛薬を毎日手放せなかった方が一月に一度だけ飲むように済んだ方がおられます。
自律神経の症状でお困りの方をはじめ、眠れない、気持ちが落ち込むといった方は、特にお薬に頼りがちになります。
お薬は、効いてくれると確かに楽なんですが、最初は効果を感じていたのが、段々と感じなくなり、気付けば『効いているのか、効いていないのか分からない』まま、長期に服用されている方は、少なくありません。
お薬は外側に出た生理的な反応(頭痛や眠れない、不安感)を無理矢理押し込んで『我慢してね!』と言い聞かせているようなものですので、そのうち我慢して溜まっていたモノがドーンと、出てきてしまう事があります。
それが、薬の副作用の反動とは知らずに、その症状の上からまたお薬を飲んでしまうんですね。
こうならないためにも、今飲んでいるお薬が効いていると感じるなら続ける、効いていないと感じるなら、できるだけ早期にお辞めになる事をお勧めします。
また、お薬がお守りのようになっている方も多いんですね。
そうなるとお薬が効いているという話ではなく、精神状態を保つための精神安定剤になってしまっているんですね。
こうなると、『これを飲めば【安心】!』という脳の刷り込みを解くのが難しくなってしまいます。
『思い込みに勝る薬なし』こんな言葉はご存知ですか?
できるだけ早く服用する量を減らす、もしくは辞めるかを医師に相談、もしくはセカンドオピニオンとして他の医師に相談にいくのが良いですよ。
なんでもかんでもはい、お薬!はい、漢方○○番と出すドクターもいますが、本当に信頼している医師でなければ、他のドクターに相談へいきましょうね。
『良薬は口に苦し』この言葉、すごく意味が深いと思いませんか?
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