自律神経ケア【同じことをぐるぐる考える時の対処法】

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何度も同じ事を考える

 同じことを何度も頭の中で何度も何度も繰り返しぐるぐる考え悩む経験は、ありませんか。悩み、焦り、不安から考えても仕方がないと分かっていても考えてしまう…これは自律神経を乱しやすい方のよくある習慣の一つです。そして考え終わった後は身体にだるさが残りやすいです。当院へ来られる患者さんの多くが悩むこのグルグル思考ですが、ある事に気を付けることで自然と考えないようになったり、考えた後のしんどさが無くなる可能性があります。

考えないようにと思えば思うほど考えてしまう…

 ヒトは、考えないようにしようと思えば思うほど余計に考えてしまうものです。これは、ヒトが元々備えた防衛反応が過剰に働いてしまった結果です。考えることで安心を与えようとするのです。ですので、思考を止めようと抵抗してもなかなか上手くいかず余計に考えて込んでしまいます。

『気にするな!』→『気になる』
『考えても仕方ないよ』→『考えないと!』

 結果的に防衛反応によってどんどん強く考えてしまいます。
そして交感神経が興奮して、自律神経はどんどん乱れていきます。

NOTOが患者さんにお伝えする対処方法

 そこでNOTO(ノート)では、考えることは悪くないので考えてくださいとお伝えしています。

しかし、

次の事をお願いをしています。それは、考える時に

吐く呼吸を繰り返して下さい』

ということです。

 ヒトは、頭の中で考え込む時、浅い呼吸を何度も繰り返したり、呼吸を止めてしまうんです。
この時に重要なのは
【吐けていない】という事です。

1.ストレスを受けると変わるヒトの呼吸

 ヒトは、ストレスを感じると早く浅い呼吸で尚且つ吸うことを優先して呼吸を繰り返します。これを

頻呼吸

と言います。浅いとは息を吸えていない状態ではなく、息を吐けていない状態を指します。この状態が長時間続くことで起こる事で身体ではある変化が見られます。

ストレスを受けて変わる呼吸①/呼吸性アルカローシス

 少し難しい言葉ですが、簡単に言えば身体の血液の酸素濃度が高すぎる状態を指します。そうです、酸素は多すぎても身体にとっては毒なんです。この状態は、過呼吸と同じ状態で息苦しさや、痺れ、パニック状態を引き起こします。仕事で、落ち着いた判断ができなくなるのは、これが原因なのかもしれません。

ストレスを受けて変わる呼吸②/横隔膜の硬直

 横隔膜とは、ヒトが呼吸をするときに必ず動かさなければいけない筋肉です。肋骨の下、胃のすぐ上に位置します。横隔膜の働きを記します

息を吸う→横隔膜が収縮する
息を吐く→横隔膜が緩む

このように横隔膜は働きます。ストレスを受けると、ヒトの呼吸は浅くて速い呼吸尚且つ吸う方を優先するとお話ししましたね。すると、たくさん吸うことで横隔膜が緊張し固まってしまいます。これが横隔膜の硬直をもたらし、横隔膜が緩まない(=息を吐いていない)ので息が吸えない(=横隔膜が収縮できない)状態に陥ります。

集中をすると息を止めてしまう

 ヒトはストレスを感じると息をたくさん吸ってしまう事をお話ししましたが、逆に息を止めてしまう事があります。特に集中をしているときに無意識にしてしまいがちです。

息を止めると起こる事/酸素欠乏症


ヒトが吸った酸素は、肺で二酸化炭素CO2に置き換わります。

集中をすることで息を止めてしまう方の身体では、その二酸化炭素を吐き出せない状態が長時間続くことで、脳や血液中には、二酸化炭素がたまり続けます

そして、酸欠状態に陥ってしまいます。頭痛、めまい、吐き気、集中力の低下、記憶力の低下、重症の方だと幻覚が見えたり意識を失います。しかし、重症な状態になる方は普段の生活の中の呼吸ではなりません。しかし、この酸欠症状が慢性的に長期にわたって身体や精神状態を蝕んでいます

 また、考え事をよくする方は考えることに過度な集中をするため、息を止めてしまい思考は、ネガティブな方へとどんどん突き進んでしまう傾向です。

息を吐く事を始めてみましょう

 最初にお伝えした、ストレスによる頻呼吸そして、息を止めることによる酸欠状態とこれらを改善するためにはしっかり息を吐く事が重要になります。

『吐く呼吸』

 今日から自律神経を整えるために是非お試しください。

2.悩んでいるときほど自宅にこもってはいけない

 パニック障害、鬱、不眠症、めまいなど、自律神経の症状を発症してから外出を控えてしまいがちです。しかし、この行為自体が症状の回復を遅らせるどころか、長期的尚且つ重症化させるリスクがあります。

自宅にこもって起こる事

 自宅は、慣れ親しんだ環境で自分自身を素直に出せる空間です。そして集中もしやすい場所です。しかし、その空間だからこそ現在悩んでいる症状や、ストレスとなっている悩みに強くフォーカスしてしまいます。意識を症状や悩みに向けることで、症状はより強く感じます。そして悩みはより深くなります。

悩むんだったら外で悩む

  自宅は、症状を悪化させるため当院では、できるだけ外に出て良い意味で気をそらせてくださいとお伝えします。外の気温、光、音、人、香りといった刺激を受けることで気をそらせながら考えるといいです。また、考える場所は自身がリラックスできる場所をお勧めしています。

頭で考えるのではなく書いてみる

 ぐるぐる考え込んむ時、頭の中で考えるから整理ができず、何度も繰り返してしまいます。頭の中は、あらゆる情報や感情、記憶などが四方八方に行き来しています。その中から一つを取り出して考えることはとても難しいです。そのため、ペンと髪を用意して、頭の中の事を書いてみてください。書くことで、客観的に見れたり、館得るのもとてもクリアになります。ジャーナリングと呼ばれるこの方法は心理療法でも使われます。

▼自律神経専門の鍼灸サロンNOTO

▼大阪都島区京橋駅徒歩一分


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