休職、退職をしたのに夜眠れなくなる理由と対策法

仕事の業務や人間関係に疲れ退職または休職を選択される方がNOTOには多くご来院します。ストレスな環境とは離れたはずなのに夜が眠れない、動悸が続く、めまいが治まらない等の症状を訴える方が多いです。その中でも、今回は眠れなくなることについて解説させていただきます。眠れなくなる方は、眠りへの執着心が強くなりがちです。無理もありません。しかし眠れないまたは睡眠の質の低下は自律神経を乱し、仕事への復帰や転職を阻む弊害になります。
目次
ヒトが深く眠るためには
人間の三大欲求である睡眠欲ですが、睡眠をとる理由は心身の疲れを回復させるためが主な目的です。よって、眠るまたはより深く眠るためには、身体の疲れと精神的な疲れ、この二つの疲れが必要となります。
身体の疲れとは、日中に活動をして汗をかいたりすることです。また精神的な疲れとは他人と接触し感じるストレスです。この二つの疲れを得ることで、ヒトは回復させようと睡眠欲が高まります。
退職後の生活の落とし穴
しかし、退職、休職後は自宅で過ごすことが多いため心身の疲れを負う機会がほとんどありません。この習慣こそが眠れなくなる原因を作ってしまっています。休職、退職後のすぐは心身の疲れと症状で休む必要がありますが、時間とともに回復します。すると、元気が有り余ってしまいます。疲れが溜まらないのですから睡眠欲が上がらないのも無理はありません。
対策方法
方法は簡単です。まずは外へ出て歩いてください。時間は20分を目安に毎日続けます。また、ウォーキングに慣れてきたら習い事や趣味を始めてみてください。そこでのヒトとの会話等の接触が眠るための疲れを作ってくれます。また友人と会うのもよいです。注意してほしいのは、極端にしない事です。少しずつ徐々に始めてください。
自律神経専門の鍼灸サロンNOTO
都島区京橋駅徒歩一分
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