鍼治療が自分には合わないのでは?と思う方の原因と対策

毎日、いろいろなお悩みを持つ患者さんと出会う中で、「私は、鍼が合わないかもしれないです。」「以前の鍼をした後しんどくなって…。」といったご相談又は不満を訴えられる方がおられます。これは、鍼灸に関わらずいえる事なのですが、治療方法がその方にとって合う合わないは必ずあります。しかし、それが原因で調子を崩した方は半々であると考えています。その理由をこれから説明させて頂きます。
原因① タイミング
症状の波
症状の波まず、鍼治療に関わらず悩みを持ってこられる方の多くが症状が現在も続いている方が多く、症状にもその日によって浮き沈みあります。その中で、ご来院するタイミングがたまたま波が高く荒ぶる時という事があります。これは治療をしたしないに関わらず症状が強くでるタイミングであったという事です。
来院前の出来事
来院前の数日から前日にかけて症状が強くなる原因となる生活習慣(仕事、慣れない作業、ストレスな出来事)によって必然的に起こるタイミングで現れたことも考えられます。これも、治療を行う行わないに関わらず起こる事です。また、自律神経の症状に関しては特にこのタイミングでの来院の後症状が乱れる方が多い印象です。ご相談を受けた後、お話をすると原因を気づく事が多いです。
デトックス
当院の治療は自律神経に刺激を与える治療のため、重たい症状や極度の緊張が取れやすい反面、その反動が強く現れる方がいます。この反動とは、今まで緊張の糸を張ってきた方が治療を行うことで糸の緊張が緩み、一番辛い症状に目がいきすぎたため気づかなかった疲れや症状が表に現れてくることを指します。
ヒトは頑張れば頑張った分の休憩期間が必要になります。そして症状を出すことで身体を休ませ、回復しようとしているんです。しかし、自律神経失調症の方の多くが、長期的かつ過度なストレスの負荷によって身体の症状が麻痺し症状として外に現れていない事が多いんです。そして身体の疲れを感じない又は放置することで心にまで影響を及ぼします。
そこで治療を施すことで自律神経が落ち着き心が軽くなると、身体の症状がどんどん増えてくるわけです。NOTOでは身体の症状が現れたことは良いサインとして患者さんにお伝えします。その現れた症状を「鍼をしたからではないか?」と思い通院をやめる方が多いのですが、それはっても勿体ない事をしています。「それは、良くなる前触れであって症状を休ませるまたは治療をして取り除くことでどんどん良くなりますよ。」と患者さんにはお伝えします。
思い込み
鍼治療とは一般の方々からするとなじみのないもので、注射のイメージをすることから最初はとても不安と恐怖が入り混じった状態でご来院します。すると、鍼治療が原因でもないにも関わらず症状が強く出たり倦怠感を感じるとそれを鍼のせいにしてしまう傾向の方が一定数おられます。思い込みとは、脳にとってとても強い信号のため一度そのようなスイッチを入れてしまった方は、なかなかその後、素直に治療効果を身体が受け入れられず、治療効果にも増して緊張や不安による思い込みの症状が強く現れます。自律神経を乱しやすい方の多くが繊細な方が多いためご自身の思いによって症状が変わる方がおられます。それが良い方へ思い込むといいのですが、悪い方へ思い込むとなかなか抜け出せないことが多いようです。
最後に
いかがでしたか、以上が鍼治療の後にしんどくなる原因です。これを読んでそういえばと思う方もいるでしょう。もし、一度諦めた方がおりましたら、今一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
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