自律神経とは?NOTOの自律神経を整える鍼灸ケアについて
大阪 都島区 京橋の自律神経専門の美容鍼灸サロンNOTOって?
今日は、大阪の京橋で一昨年の春からOPENしました、自律神経専門の美容鍼灸サロンNOTOについてを紹介させていただきます。
自律神経に特化した鍼灸院
NOTOは、自律神経に特化した治療を得意としております。鍼灸院といえば、痛みやケガを治療する場所であると想像する方も多いと思いますが、NOTOではあえて自律神経に特化をした鍼灸治療をしております。『自律神経』という言葉を耳にしたことのある方は少ないと思います。しかし、この自律神経を知って生活することで今悩んでいる体や心の悩みだけではなく、生活の質を上げることが可能になり、人によっては人生がガラッと変わるかもしれません。
人生を変えるかもしれない自律神経って何?
自律神経とは、体の筋肉(意識的に動かせる)を動かせるために必要な運動神経と、主に味覚、視覚、嗅覚、聴覚、皮膚感覚といった感覚を感じさせるために必要な感覚神経、そしてこの二つの神経に並んで重要なのが自律神経です。
自律神経とは、運動神経と違い自分の意志ではコントロールできない神経です。また、自律神経は『交感神経』と『副交感神経』に分類されます。
交感神経と副交感神経って?
簡単に説明をすると、交感神経は活発的に動くための神経、それに対して副交感神経とは活動を休止して休めるための神経です。
この二つの神経はお互いに拮抗し、どちらかがONになるとどちらかがOFFになることでバランスをとっています。(厳密には0か10といった極端に活動せず、バランスをとって程よく活動をしています。) 下記にまとめた表を載せます。
自律神経の重要な働きについて
ほぼすべての内臓の働きを担う
自律神経は、上記の図で載せているように、汗や血管、胃腸といった内臓の働きを担います。心臓や、肝臓、腎臓や気管といったヒトが生きるためには欠かすことのできない臓器も自律神経のおかげで動くことができています。
ホルモンバランスを担う
ホルモンバランスと聞くと女性ホルモンを想像する方も多いのではないでしょうか。自律神経では、この女性ホルモンだけでなく、内臓が働くために必要なホルモン、男性の生殖器にかかわるホルモン、女性の妊娠にかかわるホルモンといった身体の中で様々な役割を担うホルモンのコントロールを視床下部といわれる脳の細胞気管で行っています。ホルモンといえど身体の臓器や精神活動のために必要なホルモンなど様々な種類が視床下部で分泌されています。
感情・精神状態をコントロールする
自律神経は、喜怒哀楽の感情やストレスにかかわる精神状態をコントロールしています。やる気や気力というと分かりやすいでしょうか。人は、体力があるだけでは、身体を動かすことができません。何かをしようとする目的がある事で体を動かすことができて行動します。この行動をするために必要なのが気力や、やる気といわれる精神力になります。
自律神経が乱れる(自律神経失調症)と何が起こるの?
自律神経がコントロールを失うと、上記で記した臓器の活動、ホルモンバランス、精神状態が正常な活動を行えなくなります。
結果的に、身体に症状として現れます。
内臓では、食欲不振、胃酸の分泌過剰による胃潰瘍や胃酸の逆流性食道炎、下痢、便秘、不整脈、生理不順、不正出血、生理痛、ED、多汗など…
精神状態では、パニック障害、躁うつ病、気分障害、更年期障害の重症化、睡眠障害(不眠症など)、易疲労など
自律神経が乱れる原因
自律神経が乱れる原因は、人それぞれです。身体や内臓の疲労から乱す場合、ストレスを長期又は強く受けたことによる精神状態の乱れから起こる場合とがあります。
身体の心は深くリンクしています。体が疲れると心もまた疲れやすくなりますし。心がダメージを受けると体もまたダメージを負ってしまいます。
身体の疲れに関しては、睡眠や仕事を休むことで体力を回復すれば取り除くことができますが、精神的な疲れに関しては、睡眠や仕事を休むだけでは取り除くことが難しいことが多いです。
ですので、この自律神経を乱す原因として多くを占めるのは精神的なダメージ(ストレス)を受けることです。強いストレス、又はストレスを長期にわたって受けることで自律神経が乱れます。先に述べました内臓やホルモンバランスもまた一緒に乱れてしまうことになります。
また、内臓の疲れも見逃してはいけません。内臓の疲れとは主に胃腸の疲れを指します。暴飲暴食や偏食(甘い物、辛い物、冷たい物などの刺激物)による食生活の乱れといった生活習慣の乱れは胃腸の筋肉を疲れさせる原因にもなります。内臓も筋肉でできております。食事によって内臓が疲れることは、結果的に自律神経を乱すことになります。
鍼灸治療が自律神経の治療に適している理由
鍼灸について
最近の健康ブームで整体院やカイロプラクティック、セラピスト、リラク、エステに至るまで無免許であっても治療と似た施術を受けることのできるお店が増えてきました。まず鍼灸とは、国の定めた医療の教養を指定された教育機関で3年以上通学し、国家試験を受け合格した人のみが授与される医療免許になります。鍼灸治療は、中国から伝わりましたが江戸時代に日本人にあった治療方法が編み出され今に至るまで受け継がれてきました。
鍼灸が自律神経の治療に最適な理由
鍼灸治療は、身体に針やお灸を据えるだけが治療ではありません。東洋医学では昔から患者様の身体だけではなく感情や心の状態、内臓の状態といった一見目では見えない所を診察することに特化しています。細かくいうと、五行色体表と呼ばれる、表に分類することで診断をします。
問診から治療まで
問診では、その方の生活習慣を事細かに聞きます。また問診中の話し声の質(高いのか、低いのか、早口か、かすれているのか、こもっているのかなど)を聞いたり、顔の様子(赤くなっているのか、暗いのか、肌の状態など)を見たり、患者様の状態を事細かに観察診断します。また脈診といって脈の状態を診ることでその方の体質や今の状態を診ます。そして、その検査をヒントに体全体の筋肉の緊張や、皮膚の色、動き方、柔軟性などを診て、ツボへ針を刺していきます。
ツボによる自律神経の治療
ツボを刺激することで、脳や胃腸などの内臓に変化が起きます。実際に、ツボへ針を刺すことで脳ではドーパミンやオキシトシンといったストレスに関わるホルモンの分泌量が変化していることが分かっています。また、主に足のツボには、胃腸や子宮などの内臓に影響をもたらすツボが多く存在し、針を一本刺すだけでも痛みや緊張が緩和され楽になることがあります。
悪い所だけでなく、全体を診ることに特化している
東洋医学では、西洋医学と違い、痛みや病気のあるところだけを診て治療をしません、悪いところだけではなく全体の緊張や気の流れをみつけてそこへ治療を施すことで悪いところを改善させることができます。悪いところはあくまでも、結果的に悪くなっただけで原因は他の所の緊張や気の流れの悪さが原因と考えます。
NOTOで提供している治療とは?
NOTOでは、いつまでも健康で若々しくキレイでカッコよくいてほしいと思い治療をしております。また、NOTOの掲げる『美』とは、何事も前向きに取り組める状態のことを指します。
自分に自信がない、他人や自分の言動が気になって仕方がない、気持ちが前を向かない、といった内側の乱れを自律神経を整える鍼灸治療を通して改善していただいております。
また、お顔に美容鍼灸を施すことで美容の効果だけではなく、表情の筋肉が緩み自然と笑えるようになります。表情と感情などの気持ちの面は強く結びついています。表情の筋肉が緩み笑えるようになると、脳はリラックスできます。結果的に気持ちの安定につながり自律神経もまた、落ち着きます。
NOTOの治療で一人でも多くの方の人生が少しでも明るくなってくれるように、日々私自身も勉強と鍛錬に努めています。
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