自律神経を整える声の出し方

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声の出し方で自律神経が整う

声の色

皆様は、自分の声を聞いたことは、ありますか?

スマホの動画で撮影している時に聞いた方もおられるのでは、ないでしょうか。

そして、殆どの方が自分が思っていた声と違うと感じた事があるのではないでしょうか。

実は、今の自分の体調をよく現してくれるのが声です

楽しい時、辛い時、悲しい時、穏やかな時、忙しい時…それぞれには声の【色】があるんです。

そして、この声の色にムラを無くすことで、心や体そして、自律神経を落ち着かせる事ができるんです。

声の心理学研究は、少ないのですが、日本でも山崎広子さんが本や研究を発表しています。

私は、NHKのラジオ番組『こころを読む』で山﨑広子さんの話を初めて聞きました。

山﨑広子のウェブサイト
ホーム 山﨑広子のウェブサイト 「8割の人は自分の声が嫌い」著者 音、声、聴覚、脳 講演、講義、ラジオ出演など

当時、初めて山崎さんの話を聞いた時は、とても驚きました。

そして、その頃から私も声の出し方を気をつけています。

山崎さんが言っていたのは、今出している声が相手に心地よく聞こえているかを自分で確認するというものです。

それを確かめるためには、録音をする必要があります。

私も当時やってみたのですが、その日によって声の色も違いますし、誰とどんな状況で話をしているかでも全然違うんですね。

そして、その中で心地よい声の音を自分で見つける事がとても大事であると述べていました。

声の効果

また、声は、相手にも伝える術である一方で、自分にも声は伝わっています。

つまり、落ち着いた声は、相手にも好印象を与えるだけでなく、自分にとっても良い影響を与えてくれます。

口先や喉だけで声を出す、甲高い声は、相手に気を遣う時にやりがちな声の出し方です。

シーンによっては、その声の出し方が良い場合もありますが、甲高い声よりも少し低めで落ち着いた声の方が比較的相手には、良い印象を与えるのではないでしょうか。

また、自分の声によって脳へは、その声の色によって影響が変わります。

慌てた声を出していると、今は慌てているから落ち着かないんだ!と脳が落ち着かなくなります。
逆に落ち着いてゆったりと話すと脳もまた、落ち着きます。

以前にもお伝えした顔面フィードバック効果(ジェームズランゲ説)と同じ原理です。
『ヒトは楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい』

つまり、感情は、行動でどうにでもなるという説で、有名なアメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズが唱えたものです。

声でも同じ事が言えます。落ち着いた声を出すには、それを出すための筋肉や息の吐き方や動きが大事です。
そしてその声を自分の耳で聞く事で、脳が落ち着き自律神経も整うんですね。

そこで、今回は、簡単な落ち着かせる声の出し方をお伝えします。

『あーー』とお腹に力を入れずに言ってください。
次に『あーー』をお腹に力を少し入れて言ってください。

聞こえ方が違うと思います。
少し低く響くような、色になっていませんか。

これを普段の会話でやってみてください。

お腹から、声を出すんです。

これを繰り返すうちに、喉や口先だけの話し方から改善できます。

このお腹から声を出す方法は、普段NOTOがお伝えしている吐く呼吸に繋がります。

お腹から、息をしっかり吐くため心身を落ち着かせてくれます。

また、喉だけで話をするのは、とても疲れやすく肩や首に力が入ってしまうため自律神経の交感神経が有意になりやすいんです。

最後に、小ネタ

声を出す事に関連して、カラオケやお風呂で歌を歌うのもまた、とてもいいんです。

歌を歌う時は、声を出すためにお腹から声を出します。息をしっかり吐いているんですね。

カラオケの後、スッキリするのは、息を吐いているからもあるんです。

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